■ ID | 1004 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | ムサシトミヨの現状と今後の課題について |
■ 著者 | 金澤光
埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 淡水魚保全研究会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第3回淡水魚保全シンポジウム東京大会、平成20年2月9日 |
■ 抄録・要旨 | 2007年度に行ったムサシトミヨの生息数調査では、5年前の生息数に比べて半減した。減少した要因については、生息地を取り巻く環境は生活排水の流入など生息範囲の縮小等の減少要因は、全く改善されていない状況にあり、絶滅の危機に瀕している状況は変わっていない。
生息地には、流域下水道の計画が進んでいない。清流が生活排水で汚濁され、生息できる場所が限られたまま範囲を拡大できない状況にあり、絶滅の危機に瀕している。絶滅させないためには、生活排水を生息地に入れないことが重要である。県の天然記念物指定区域400m区間は、生活排水が入らないように迂回水路が設けられているが、その下流は約1,500世帯からの生活排水が流入しているのが現状である。3キロ程度生活排水が生息地へ入らない迂回水路を早急に設置するなど生息基盤を整備することが必要である。 |
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